2013年11月の記事 | Tabula Rasa
2013.11.18 Monday

珈琲 / 東京都港区



aoyamadaibo-mituski.jpg 


珈琲を好きになりはじめた頃に
ぜひ行ってみてごらん と教えてもらった。
友人と2人でカウンター席。
かなり緊張した記憶がある。

珈琲を好きになったことで仲良くなった友人がいて、
行ってみた場所があって、知ったことがあって、
忘れられない時を過ごしたことがあった。

ということを、
買って帰って挽いて淹れた珈琲をのみながら思った。


テーブル席でストレートをゆっくりと2杯。チーズケーキと共に。
ごちそうさまでした。



at.大坊珈琲店


        
2013.11.10 Sunday

music in me



Gould-mitsuki.jpg 


11月に入って、聴くのはもっぱらクラシック。
ここ数日はピアノソロばかりを選んで聴いている感じ。
クラシックは詳しくないのだけれど・・・というか詳しくないからこそだな、
聴きごたえがあるなぁとしみじみ思う。
とか言って、聴いてるつもりがいつの間にかウトウト〜・・・な時もあるのだけどね。

先週、偶然テレビをつけたら『情熱大陸』がやっていて
真鍋大度(Daito Manabe)さんが取材されていた。
途中から観たのだけれど、とても面白かった。
作品(ショウ)の実物を実際に自分で観てみたい。。。 楽しそう。

特に興味を魅かれたのが番組のラストに取り上げられていたプロジェクト。
聴覚に障害を持つダンサーの方の身体に筋電センサーを装着して、センサーから伝わってくる刺激の<感じ>でダンスをしてもらう、という試み。

すごいなー と思った。
音楽と身体に対する通常の概念を、新しいところへ根こそぎ持っていこうとしているような感じがしたから。
面白いなー と感じた。
<音楽>が音階や音色を引き剥がされて、<音>という名前も取り上げられ、「1」と「0」で整頓された<振動>としてビートやテンポ、強弱にされた時、その<振動>のつながりは果たして<音楽>と呼びうるのかと解らなくなったから。

これが、音の無い世界のダンサーが筋電センサーなしで普通に踊るということだったり、音の在る世界のダンサーが無音の中で筋電センサーをつけて踊る、ということだったら、凄いとは思っただろうけれど、こう強くは魅かれなかった。

聴こえない音を、振動として身体全部で感じて、自分の内側に落とし込み、つなげて、広げて、リズムを見つけ、それを動きに移すという、創造。
本人でさえ聴いたことのない彼だけの音楽を、私たちはダンスとして見る。
それはきっと、音楽と身体、人と人、がつながる瞬間だ。

こういうことこそが コラボレイション というのではないかなぁ なんて思った。

未知なるものを共に創り出し、共に出逢う悦び。

というのは私の勝手な解釈なのだけれど、思い返すだけでも面白くて面白くて、この1週間はこのことばかりが頭をめぐって何となく離れない。
んー。もし、あのプロジェクトが形(test)になったら観てみたいなぁ。。。 





        
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