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2013.04.13 Saturday

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haruki monokuro.jpg



金曜日、朝から晩までバタバタしていました。

帰宅途中、偶然立ち寄った書店に平積みされていた村上春樹の新刊。

『色彩を持たない
 多崎つくると、
 彼の巡礼の年』

ぅア、今日が発売日だったんだー。。。知らなかったー。。。

ということで。
ちょっと照れ臭かったのだけれど発売日に買ってきました。
(*以降も敬称略とさせていただきます*)


・・・・・・



<新作>を読むことを楽しみにしていました。
理由は2つあって、1つは、
自分の<村上春樹の読み方>が変わってきそうな予感があるということ。

村上春樹の作品には、毎回何ともいえない違和感を感じていたのだけれど、
なんだか今回はイケそうな気がしているのです。
別に感動したいとか納得したいとか思っている訳では無くて、
例えれば、
登山ルートを変えてアタックしようとしているような感じ。
きっかけは『ねむり』を読んで気付いたことがあったからなのだけれど、
このことについてはまた改めて・・・。

もう1つの理由は、
<待っていた>から。

3.11の、あの震災とあの原発事故以来、
言葉による<新作>に巡りあうことをずっと待っていた。
私にとって待ち望んでいたのは、村上春樹と伊藤計劃による新作で、
伊藤計劃はもう逝ってしまっているから、
村上春樹、しかいなかった。

だから今 すごくどきどきしています。

情報はまったく入れずにいて、本のコメント入り帯もすぐさまはぎ取ったから
万全のサラな状態! よしッ!

読後どんな感想を持つか全くわからないけれど、
少なくとも言えることは、
読後の私は、読む前の私ではない ということ。


井戸は見つかったので では
行ってきまーす。
 

「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです / 村上春樹」 Tabula Rasa 2011.02.09 



        
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